ついに旅行会社に入社してからずっと宿泊してみたかったマレーシア・イポーにある「ザ・バンジャラン・ホットスプリングス・リトリート」に行ってきました。結果的に、過去の旅行で宿泊した宿TOP3には入るレベルで気に入ってしまったのでその魅力を記録していきます。
ちなみに現在までの行ってよかったホテルランキングは、以下の通りです。
1位:ヒルトンモーレア(タヒチ/モーレア島)
2位:ザ・バンジャラン・ホットスプリングス・リトリート(マレーシア/イポー)
3位:星野リゾート奥入瀬渓流ホテル(青森/奥入瀬)
他のホテルについては、今後紹介していければいいなあと思います!
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目次
美食の街 マレーシア・イポーとは?
そもそもマレーシアのイポーってどこなの?ってところだと思います。イポーとはクアラルンプール中心部から特急電車で約2時間30分、高速バスで約3時間の場所にある街です。
マレーシア人の間では美食の街として知られていて、週末にはマレーシア人も日帰りでイポーへ足を運びグルメを楽しむのだとか。イポーのグルメ編については別記事で書いていますのでぜひそちらを参考にしてください。
ザ・バンジャランへのアクセス
今回ご紹介するザ・バンジャラン・ホットスプリングス・リトリートがあるのはイポー駅から車で約20分程の大自然の中。アクセス方法としては、ホテルの有料送迎を事前に予約しておくか、Grabやタクシーなどで移動するかになります。
今回、わたしとパイセンはイポーでの移動は全てGrabを利用しました。イポー市内もホテル周辺もGrabが捕まらなくて困ったことは一度もなかったのでそういった心配は少ないと思います。
ちなみにホテル周辺は近くにはロストワールドという動物園やプールがある大型テーマパークがありますが、それ以外は何もありません。しかしホテル内の施設がとても充実しているので滞在した3日間飽きることは全くありませんでした。
ザ・バンジャランの客室タイプ
ザバンジャランホットスプリングスリトリートには客室が3タイプあり、全ての客室が12歳以上から宿泊可能となっているので、まさに大人のためのリゾートです。各客室の特徴をご紹介していきます。
ガーデン・ヴィラ
ガーデンヴィラはホテルの中でもっとも広くラグジュアリーな客室です。リビングダイニングスペースがあり、およそ260平米あります。
とても広い客室ですが1室3名まで宿泊可能です。老後お金を貯めてここに泊まりたいな〜。
ウォーター・ヴィラ
ウォーター・ヴィラはプールやジャグジーがお部屋の中央に位置しているのが最大の特徴です。どこにいてもプールやジャグジーが見えるお洒落な造りになっていて、部屋の大きさは約155平米!
定員はガーデン・ヴィラ同様3名までとなっています。他の客室以上にモダンな創りの客室なので、わたしが旅行会社の社員目線でおすすめするならハネムーナーの方です❤︎
レイク・ヴィラ
一番お手頃に宿泊できるのがレイク・ヴィラです。広さは81平米と、他の客室に比べると小さくなりますが、プールも温泉もついています。
湖側に広々としたテラスが付いていているので、朝夕などリラックスして過ごすことができます。こちらは2名定員です。こちらは他の客室に比べて新しく、まだ2年しか経っていないそうです。
今回宿泊したレイク・ヴィラの詳細
今回わたしとパイセンが宿泊したのは、一番お手頃なレイク・ヴィラです。予約の際に少しお高いプール・ヴィラとも迷いましたが、記念旅行でもなんでもない海外旅行だったのでレイク・ヴィラにしました。
結果、レイク・ヴィラで大満足でした!
客室設備
プールと温泉
一番お手頃なレイク・ヴィラにもプールと露天風呂がついています。温泉は24時間かけ流し状態、プールは夜19時頃になると水が止まって朝食から戻る頃にはまた水が流れていました。
基本的にそれらの管理は自動的にされるのでこちらが操作する必要はありません。毎朝カーテンを開けるとベットからプールとバスタブが見えるなんてとっても贅沢ですよね!
湖上のテラス
レイクヴィラの特徴として、テラスがあります。広々としていて朝起きてテラスに出るとよく目が覚めます。たまにお猿さんが遊びに来ることもあるそうなので、食べ物は置きっ放しにしないでくださいとホテルの方から説明がありました。
ちなみに私たちは滞在中、お猿さんに出会うことはなかったです…。パイセンはとても残念そうでした。
お菓子と飲み物
ウェルカムフルーツとしてりんご、瓶に入ったチョコレートが無料でいただけます。それとベットメイキングの後に必ずベットの上にマレーシアのお菓子が置かれていて、何が入ってるのかな〜って箱を開けるのが楽しみでした。
飲み物は無料でペットボトルの水が2本常備されていて、冷蔵庫の中は全て有料です。コーヒーや紅茶を飲めるようにコーヒーカップとポットがお部屋にあるので、朝テラスでゆっくりするのも良いですね。
洗面台とシャワールーム
洗面台は嬉しい2台。わたしよりパイセンの方が準備が長いので喧嘩にならずありがたかったです笑 アメニティは歯ブラシやシャワーキャップなど最低限のものはあり、ボディーローションと虫除けスプレーが棚に置かれています。
室内にはバスタブはなく、シャワールームのみ。シャンプーコンディショナーとボディソープがあります。バスローブもあるのでパジャマを持参しないよって方もご安心ください。
コンセント
マレーシアのコンセントタイプはBFタイプです。日本のAタイプは利用できないということをすっかり失念していたわたしとパイセン。
もちろん、ザ・バンジャランの客室も基本的にはBFタイプだったのですが、2箇所だけAタイプが差さるプラグがあったのでそれを利用しました。プラグ以外にもUSBが差せるところもあったのでiPhoneの充電くらいなら変換プラグがなくても大丈夫です!
ただし、パソコンやWi-fiなども充電が必要な方はご注意くださいね。
気になる虫事情
口コミをみると、虫がたくさんいることが結構書かれていると思います。確かにいました。
部屋の中には小さな蟻がいたり、部屋のプールに虫が浮いていたり…これだけの大自然、どんなに管理していてもそれは仕方ないのかなと思います。わたしはシェムリアップでヤモリと生活していると言っても過言ではないので全く気になりませんでしたよ!(いや、それと比べないでよって話ですけど…)
ザ・バンジャラン敷地内での過ごし方
絶景露天風呂
水着着用で入ることができる露天風呂。温度がことなる温泉がいくつかあり、空いていればお好きな温度の温泉に入ることができます。絶景を眺めながらの温泉は気持ちいい〜
天然の洞窟サウナ
日本のサウナほど暑くはなっていませんでしたが、天然の洞窟がサウナになっています。中はかなり広々としています!出入り口には水風呂がありました。
天然の洞窟で瞑想
巨大なクリスタルが中央に置いてある瞑想するための部屋があります。クーラーガンガンで寒かったのですぐ退散しましたが、瞑想ってどうやるの?
温水プール
この大自然に囲まれた大きなプール。入るもよし、プールサイドでゆっくりするもよしです。わたしとパイセンは人がいなかったのでシンクロの技に挑戦して大はしゃぎしました笑
ドクターフィッシュと足つぼ
ドクターフィッシュ!初体験しましたがちょっと無理だった笑
足つぼの上で鬼ごっこしよってパイセンが言い始めて、最初はぐぅじゃんけんぽいっ!ってまあじゃんけんは毎回わたしが負けるんですよね。でもツボが痛すぎて動けない〜ってフェイントかけて鬼ごっこ終わりと見せかけてからの近寄ってきたパイセンをタッチする作戦には成功して、結果鬼ごっこはわたしが勝っちゃうんです〜笑(せこい)
ルーフトップバー
ホテル全体を見渡せるルーフトップバー。人が全然いないので穴場です。昼間には開放していない時間帯もあるようなので、ご注意ください!
ヨガクラス
17時になると専用のヨガスペースでヨガ教室をしています。もちろん宿泊者は無料で参加できます。
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朝食レストラン「Pomelo」
ハーフビュッフェスタイルになっている朝食は、Pomeloというレストランでいただきます。朝だけでなくランチやディナーの時間帯も営業しています。大自然を眺められるレストランですので、ぜひ屋外席で召し上がってください。
毎朝スターターとしてこんな可愛いセットがテーブルにきます。
ハーフビュッフェには、ヨーグルトやパン、飲み物などがあります。
名物にもなっているフレッシュジュースは、好きなフルーツや野菜をカゴの中に入れ渡すとシェフが作ってくれます。
自分が選んだフルーツや野菜以外にもバランスをみてシェフが野菜を加えたりする?ようで…
わたしとパイセンはレモンとオレンジとりんごでお願いしましたが、なぜかセロリなどの野菜の味がしました。笑 シェフの方が、味を調整してくれるんでしょうか?ちなみに、パイセンはセロリが苦手です。
アラカルトになっているメインは、何品でも選ぶことができます。量は普通の一人前よりも少し少ないくらいで、朝食ということもあって正直1品でお腹いっぱいになってしまいます。食いしん坊なわたしとパイセンは3品を2人でシャアして、うわ〜お腹いっぱいもう無理って感じでした。
ちなみにオススメは、おかゆとロッティチャナイ!絶品だったのでぜひ!
マレーシアTOP20!高級レストラン「Jeff’s Cellar」
こちらは結婚一周年を一緒に過ごせなかったわたしとパイセンがせっかくだからといことでアニバーサリーディナーをしたホテル内のレストランです。
マレーシアTOP20に入る高級レストランで、雰囲気がめちゃめちゃ良いです。ホテルの敷地内にあります!
セラーと言うだけあって、ワインの品揃えはとてもよく、食事後にはワインセラーを見学させてもらえます。ワインがお好きな方に特にオススメです。
料理は全てコースになっていて、今回はチェアマンズ・フェイバリットという675リンギット(日本円で1人約1万8千円/2020年1月12日現在)のコースを選択しました。
また、ネットではあまり他のお客さんがいないと書かれているのをよく目にしたのですが、実際わたしたちが行った時も少なかったです。19時に予約していましたが、最初の1時間くらいは他に誰もいませんでした…。落ち着くような、落ち着かないような。
※ドレスコードはスマートカジュアルですのでご注意を!
The Chairman’s Favorite コース内容
洞窟内ってこともあり、どうしても全部の写真がオレンジ色になってしまいましたが…
小前菜:燻製ホタテのキャビアのせ
コースの中で一番美味しかった燻製ホタテ。本当に美味しかった。
ふたをされた状態で、中は白いもくもくで見えない状態で運ばれてきます。あけた瞬間スモーキーないい香りが!
前菜:フォアグラグレープのソースがけ
これほんとに前菜かなってくらいおいしかったです。グレープだけでなく、フォアグラの上に杏?のような甘いソースもかかっていて、フォアグラのジューシーさとよく合います。
スープ:ロブスタービスク
あ〜これも美味しかった、とっても濃厚。お皿に具だけが盛られた状態で運ばれてきて、あつあつのビスクをウェイターの方がかけてくれます。
お口直し:タイバジルのソルベ
これは緑の野菜しか入ってない野菜ジュースの味。バジルのすーっと抜ける香りと、レモンの酸味で、口の中がさっぱりします!
メイン:国産A5和牛
はるばる遠くまで来て和牛かい!って感じですが、とてもおいしかったです。安心感もありますし。
デザート:イポーホワイトコーヒーチーズケーキとハーブティー
ケーキはしっかりコーヒーの風味がしてとっても美味しかったです。
ハーブティーはまだ鉢に入っている何種類かのハーブをテーブルまで持ってきて効能の説明をしてくれて、自分の体調や必要なものに合わせてブレンドしてくれます。フレッシュで美味しかったですよ〜
ちなみにドリンクは別料金になりますが、瓶ビールで1,500円、ワインはグラスでも3,000千円くらいしました。リゾートホテルなので全体的にちょっと高い…
けど、落ち着いた大人の雰囲気の中お食事を楽しむことができるので、バンジャランにせっかく宿泊するのなら1回は行ってみるといいと思います。
まとめ
長くなりましたがザバンジャランホットスプリングスリトリートをご紹介しました。わたしは海より森派なので、この大自然の景色が楽しめるザバンジャランはめちゃめちゃ好みな宿でした!自然のパワーをたくさんもらった気がするのでまたシェムリアップでお仕事頑張るぞ〜って感じです。ぜひ休暇を利用してのんびりしたいって方は泊まってみてください!
最後に秘密のスポットを教えます
ザバンジャランの敷地内にはアイスやジュースがもらえる秘密のスポットがあります。チェックインの際に、その場所のヒントと扉を開けるためのパスワードを教えてくれます。正直、教えてくれたヒントだけでは探し出せない笑 ってわけで今回はその場所を教えちゃいます。え〜知りたくないって方はスクロールしないでくださいね!
秘密のスポットの場所
ロビーからプールサイドの横を通り過ぎ、No.3のヴィラに着いたら右手に橋が見えます。その橋を渡ると左手にスポットはありますよ〜。
アイスやジュース、お水ありますので滞在中何度もお世話になること間違いなしです!
あ、開けるためにはパスワードが必要です!それは、チェックイン時に教えてくれる&パスワードが書いてあるメモがもらえるので、忘れないようにしましょう!