ベトナムまで来て、なんでチョコなの?
ベトナムって、実はカカオの栽培に適してる地域なんだぜ
先日、ベトナム中部に位置するリゾート地、ダナンに行ってきました!その際、おみやげで勤務先へ買ったチョコレートが好評だったので、ご紹介したいと思います。
なお、タイトルの「一択」という表現は、あくまで個人的な感想に基づくものであり、その内容を必ずしも保証する=上司に気に入られるものではありません。
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目次
ベトナムでチョコが有名な理由
「え、ダナンでチョコレート?チョコなんてどこでも買えるでしょ」
と思う方は多いと思います。たしかに、チョコはどこでも買えますよね。だからこそ、わざわざベトナムでチョコを買った理由が説明できないと、おみやげを渡した相手に聞かれたたら困ります。
そんなときはどうぞ、以下の内容をそのままおみやげ話として話してください!
気候がカカオの栽培に適している
チョコレートと聞くと、有名どころだとガーナなどのアフリカの国々を思い浮かべると思います。ガーナは気候的にカカオの栽培に適しているため世界的に有名なのですが、実はベトナムもカカオを栽培するにはうってつけの気候帯に位置しています!
カカオの栽培に適している地域は、通称「カカオベルト」と呼ばれます。一般的には、赤道を中心とした緯度±20度に位置している地域が該当すると言われています。
ガーナはやはりこのカカオベルトに位置しているわけですが、アジアで見ればベトナムもこの地域に含まれています!生産量はまだ少なく、世界の総生産量の1%にも満たないほどと言われていますが、ここ数年で注目度を増しており、それだけチョコレートブランドも増えているのです!
パリでカカオの賞を受賞
ベトナムのチョコレートが注目され始めたきっかけは、2013年にパリで開催された「サロン・デュ・ショコラ」です。そこで、ベトナム産のカカオ豆が「インターナショナル・カカオ・アワード」の「カカオ・オブ・エクセレンス」を受賞しました。
これは言ってみれば、世界規模のカカオの祭典で、他国のカカオ豆と同じく、あるいはそれ以上に、ベトナム産のカカオ豆の品質が世界に認められたということです!これを機に、カカオ豆の生産も拡大し、最近になってやっと本格的になってきました。
他のおみやげよりも、チョコレートがおすすめな理由
「で、なんで他のおみやげよりも、チョコがおすすめなの?」
と思う方も多いと思います。実際ダナンには他にも有名なもの、お土産として人気なものはたくさんあります。
たとえば、いわゆる「ベトナム雑貨」。ハン市場などのベトナム感満載の場所や、最近ではおしゃれなお店まで、さまざまな場所で色鮮やかな雑貨が買えます。また、ホイアンまで足を運べば、小さなランタンや、有名なHoi An Roastery coffee(ホイアン・ロースタリー・コーヒー)などのコーヒーを買うこともできます!
では、それがわかっていながら、ダナンのおみやげがやはりチョコレート一択であるとパイセンが言い切る理由はなんなのでしょうか。それは以下の通りです。
質と量を調整しやすい
おみやげって、家族、勤務先、仲の良い友達、そんなに仲良くないけど直近であ会う予定がある友達、別にあげる予定がなかったのに不用意にダナン行ったことを話してしまった友達…などなど、あげる量が多いと同時に、あげる相手によって質を調整したいものですよね。
最初は他のベトナム土産も考えたのですが、あげる人が多かったりすると、雑貨、ランタン、コーヒーはどれも渡すのが難しい。。。一品モノはどうしても差が出てしまうし、雑貨は人の好みがあるし、量が調節でないのです。
その点、チョコは均質ですし、大きさもたくさんあって、質も量も調整しやすくないですか?もちろんチョコが嫌いな人向けに、他のおみやげも用意しました!
また、食べ物系のおみやげを選ぶ際に重要なのが、小分けになっているかどうかです。あげる人数が多ければ多いほど、ここは譲れないポイント…!チョコなら小分けになっているので、心配不要です。
他のおみやげも決め手に欠ける
正直これが一番大きいというか、悩んだポイントでもありました。
ダナンは最近注目を集めている、比較的新しい観光リゾート地です。そのため、現在も街では観光整備が進められている真っ最中です。実際ダナンとホイアンを結ぶビーチ沿いの道路を走っていると、工事中のホテルや、土地が確保されている空き地がたくさんありました。
リゾートにありがちなことですが、おみやげも「コレ」というものがないままの状態で、観光客が増えています。現在もおみやげ界では、熾烈なトップ争いが繰り広げられているのです。
ということで、他の面で考えた結果、チョコが一番いいという結論になったわけです!
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ダナンでおすすめのチョコレートブランド
「そうか、ダナンのおみやげは、チョコ一択なのか」
と、すっかり腑に落ちたと思うので、ダナンで買える人気のチョコレート・ブランドを2つご紹介します。もちろん、ベトナム産のカカオを使用して作られたチョコレートを扱っています。どちらも今回買って来ましたが、とてもおいしかったです!
Pheva Chocolate(フェバ・チョコレート)
フランス人が手掛けた、人気チョコーレート・ブランドです。ベトナムのチョコレートブランドが注目されるのと同時期に、早い段階から人気を集めているようです。
この写真をご覧いただければわかると思いますが、店内がとてもカラフルに装飾されています。Phevaは、たくさんのフレーバーのチョコレートに取り揃えていて、それを自由に選んでアソートできるようになっています。
サイズも小さくて、いい感じです!フレーバーは、大きくダーク・チョコレート、ミルク・チョコレート、ホワイト・チョコレートの大きく3種類に分かれていて、それぞれに胡椒やオレンジ、シナモン……とさまざま。ウェブサイトに記載されているだけで18種類はあるようです!
日本人にも人気があるようで、最近では百貨店で一時的に出店していることも!それもあってか、店員さんの中には少しだけ日本語が話せる方もいます。また、試食もできるので、気になるフレーバーがあれば聞いてみましょう!
ただ、パイセンは思うのです。チョコレートって、プレーンが一番おいしいと。というわけで今回は、一番スタンダードなフレーバーのチョコレートを、小さめサイズの板チョコで買って来ました!
実際こういうのが一番喜ばれますから。余ったら自分でも食べられますし。うんうん(?)。パッケージもとてもきれいですし、男女/年齢問わず渡せますので、ぜひ立ち寄ってみてください!
店名 | Pheva Chocolatier(フェバ・チョコレート) |
---|---|
住所 | 239 Tran Phu street, Da Nang, Vietnam |
電話番号 | + 84 (0) 236 3566 030 |
営業時間 | 午前8:00〜午後7:00 |
ウェブサイト | http://www.phevaworld.com/?lang=jp |
D’art Chocolate(ディアート・チョコレート)
続いておすすめするのが、こちらのディアート・チョコレートです。(ダートと読むとイメージが悪いので)ディアートと読みましょう!
D’artですが、店舗がなんと上でご紹介したPheva1号店のすぐ隣にあるんです!店内の写真を撮ってくるのを忘れてしまったのですが、とても落ち着いた雰囲気でした。
Phevaに比べて若干金額が高いかなーという印象ですが、それでも物価が安いのでお手頃価格です。こちらもいろいろなフレーバーがあってアソートになっているものがメインのようで、テイスティングできます!
ただ、パイセンはやっぱり思うのです。本当にいいチョコレート屋さんは、プレーンがおいしいんだと。というわけで、こちらでもプレーンな3種類の味を、一番小さなサイズで買って来ました。
こちらも好評でした!カカオの強さで3段階に分かれているので、渡す相手の好みによって変えることもできます。ちなみにパイセン的には、「Dark 54%」を苦めのコーヒーと飲むのが抜群におすすめです。
ブランドイメージとして、どちらかと言うとこちらのDar’tの方が高級感があり、シュッとしています。そうしたイメージが合う方にぜひ渡したいですね!
店名 | D’art Chocolatier(ディアート・チョコレート) |
---|---|
住所 | 247 Tran Phu street, Da Nang, Vietnam |
電話番号 | + 84 (0) 236 6523 345 |
営業時間 | 午前8:00〜午後8:00 |
ウェブサイト | https://www.dartchocolate.com/en/ |
PhevaとD’artの2か所に行こう!
今回は、2種類のチョコレート・ブランドをご紹介しました!
偶然にもご紹介した2ブランドは店舗が隣接いるので、ダナンでチョコレートをおみやげに買うときは、2か所とも行ってみてください!お手頃価格ですし、比較もできます。
そして実際に渡すときには、「カカオベルトがね……」と偉そうに語りましょう。