アンコール・ワットってどうやったら入れるんだろう?事前にチケットとか買うのかな?
どうもパイセンです。カンボジアと言ったらやっぱりアンコール・ワットですよね。シェムリアップに行く多くの方が、アンコールワット目的で旅行に行くと言っても過言ではほど、欠かせない存在です。
今回は、そんなアンコールワットの入場方法と入場料金、そしてお得な最新情報までをまとめてお届けします!
目次
アンコール・ワットとは
言わずもがな、カンボジアと言えばアンコールワットが有名です。アンコールワットは、世界的に有名な世界遺産「アンコール遺跡」を構成する要素のひとつであり、カンボジアの象徴的存在です。
ウィキペディア先生は、以下のように紹介しています。
アンコール・ワット(クメール語: អង្គរវត្ត, 英語: Angkor Wat)は、カンボジア北西部に位置するユネスコの世界遺産(文化遺産)であるアンコール遺跡の一つであり、その遺跡群を代表する寺院。ヒンドゥー教寺院として作られたが、16世紀後半に仏教寺院に改修され、現在も上座部仏教寺院となっている。
クメール語でアンコールは王都、ワットは寺院を意味するため、アンコール・ワットは「国都寺院」という意味となる。大伽藍と美しい彫刻を特徴としクメール建築の傑作とされ、カンボジア国旗の中央にも同国の象徴として描かれている。
特に、朝日を見るツアーが人気です!日の昇らない時間から多くの観光客が訪れ、幻想的な日の出の瞬間を待ちます。パイセンも行ってきましたが、こんな景色を見ることができます。
たまに、先頭に陣取って景色を独り占めする写真家の方がいます。そんなときは、股の下から写真を撮りましょう。
冗談はさておき、シェムリアップ旅行の醍醐味であるアンコールワット観光。スムーズに観光するためにも、入場方法や料金は知っておきましょう!それでは説明していきます。
アンコールワットへの入場方法
冒頭でも触れましたが、アンコールワットはアンコール遺跡群を構成する遺跡のひとつです。そして、アンコールワットに入るためには、アンコールパスというチケットを必ず購入しなければいけません!
なお、購入は当日でOKです!ただし、窓口に並んだり、写真撮影が必要だったり、チケットに種類があったりと、知らないと少し迷ってしまう点がいくつかあいます。そのため、事前に確認しておきましょう。
アンコールパスとは
カンボジアの象徴的存在アンコールワットをはじめとした、アンコール遺跡群に入るためには、共通のパッケージチケットのようなものが必要です。
アンコールパスがないと、アンコールワットに入ることはできません。逆に言えば、アンコールパスがあれば、たとえばアンコールトムといったそれ以外の遺跡にも入ることができます。
アンコールワットの入場料(アンコールパスの料金)
アンコールワットに入るためには、アンコールパスが必要ということがわかりました!つまり、アンコールパスの料金が、アンコールワットの入場料というわけです。
アンコール遺跡群は歴史があり、またその建造物が手付かずの状態で、自然と融合した形で残れされている貴重な遺産です。であるがゆえ、観光客だけでなく研究者なども訪れます。
また、それぞれの遺跡が離れた場所に位置し、敷地は広大です。とても1日で回りきれるようなものではありません。そのため、チケットは使える期間(日数)によって料金が異なります!
1日券 | 3日券 | 7日券 |
---|---|---|
37ドル | 62ドル | 72ドル |
ちなみに、研究者や長期滞在者向けに、もっと長い期間のチケットもありますよ!
アンコールパスの販売所
アンコールパスは、アンコールワット近くのチケット売り場で購入することができます。Ankor Enterprise(アンコール・エンタープライズ)という組織が、アンコール遺跡群の管理全般を行なっていて、チケットの販売もここが行なっています。
横長の屋内には、チケット購入窓口がずらーっと並んでいます。大事な点として、上の写真のモニター下にある文言をご覧ください。これが、そのカウンターで購入できるチケットの種類を表しています!
チケット売り場に入った際には、ついつい空いているカウンターに並びたくなると思います。しかし、カウンターによって販売するチケットが異なっているのでご注意を!ほとんどの方は、1日、あるいは3日券を購入されると思うので、そのチケットを扱っているカウンターかどうかをご確認ください!
購入の際に身分証明書の提示は特段必要ありません。ただし、12歳未満のお子さんは無料になるため、提示を求められることがあります。
クレジットカードも使えますよ!
ベンメリア遺跡もアンコールパスで入場可能に
ベンメリア遺跡はアンコールワットのある街シェムリアップ中心部から車で1時間30分ほどの場所にある郊外遺跡です。
大きな修復工事などが行われていないので半壊状態にありますが、それがベンメリア遺跡の見どころ!また、その幻想的な雰囲気からラピュタのモデルになったのではないかとも言われているため、特に日本人観光客には人気があります。
そんなベンメリア遺跡、これまではベンメリア専用の5$のチケットが必要でした。しかし、2020年1月から、アンコールパスで行ける遺跡に仲間入りしました!
したがって、アンコールパスを持っていれば、ベンメリア遺跡にも入ることができます!その変更に伴い、ベンメリア遺跡近くの券売所でも、アンコールパスを購入することができるようになりました!
ベンメリア遺跡についての詳細は以下の記事でご紹介しているので、ぜひご覧ください!
【2020年6月25日まで】使用可能期間延長キャンペーン中!
そんなアンコールパスですが、2020年2月25日〜6月25日までの4ヶ月間限定で、入場可能な期間を延長するキャンペーンを実施中です!アンコールパスの販売をはじめとした、アンコール遺跡群の観光に関して管理を行うAngkor Enterprise(アンコール・エンタープライズ)が発表しました。
チケットは上の方でご説明した通り、1日券、3日券、7日券があり、それぞれ金額は変わりません。ただし、入場可能な期間が変わります。チケットの名前は通常時の使用可能期間を表しているため、ちょっとややこしくなるのでご注意ください!
– | 1日券 | 3日券 | 7日券 |
---|---|---|---|
料金 | 37ドル | 62ドル | 72ドル |
使用可能期間 | 1日→2日間 | 3日→5日間 | 5日→10日間 |
コロナウイルスにはご注意を!
なんでこのタイミングでキャンペーンなのかというと、アンコール・エンタープライズの発表した文書にしっかりと書いてありました!クメール語だとさっぱりわからないですし、かと言ってわざわざ英語を載せるのもアレなので、大事なところを翻訳して以下に載せておきます。
COVID-19(コロナウイルス)によって世界的に危機的状況にある中で、観光業を盛り上げるため、またアンコール遺跡群、そしてカンボジアの魅力を保証するため…
つまり、コロナウイルスでかなり観光業がダメージを負っている状況ということですね!たしかにカンボジア経済を見てみると、観光収入におけるアンコールパスの売上が占める割合は非常に高いです。そのため、政府としてもどうにか来てもらおうと必死で、今回のキャンペーン実施に踏み切ったというわけです。
というわけで、お得ではあります!ではありますが、コロナウイルスが流行していることの裏返しでもありますので、十分にご注意ください!ちなみに、カンボジアのコロナウイルス最新情報は以下の記事でまとめているので、ぜひご活用ください。