シェムリアップ市内ってどうやって移動すればいいんだろう?
スースダイ!(クメール語でこんにちは!)今回はアンコールワット のある街シェムリアップ で便利な移動手段をご紹介します♬
目次
カンボジアの移動手段
約6ヶ月前、仕事の関係でカンボジアに来たばかりの私は、移動手段に困っていました。日本のように、電車やバスはほとんど見かけず、タクシーもあまり見分けがつきません。
現地の人はみんな原付バイクを持っていて、通勤や買い物などの移動は全て原付バイク🛵そのためちゃんとした歩道も信号機もない…
原付バイクを買ってしまえば手っ取り早いのですが、買うほど長くカンボジアに住む予定はなかったので…(なんせ夫を日本に置いてきちゃってるし…)
トゥクトゥクがたくさん…だけど要注意!
タクシーが極端に少ない代わりに、トゥクトゥク文化が根付いています。街では少し歩くだけで、たくさんのトゥクトゥクのドライバーさんたちから「へーい!トゥクトゥク乗るか?」と話しかけられます。
「なーんだ、それなら移動は大丈夫そうね」と思ったそこのあなた、ご注意ください!こうして話しかけてくるトゥクトゥクのドライバーは、相場よりも割高な運賃を請求してきます。
カンボジアの配車サービス「PassApp」とは
そんな時にカンボジア人にオススメしてもらったのが、「PassApp Taxi」、通称パスアップ!
カンボジアの配車アプリサービスです。日本やその他の海外でもタクシーの配車サービスは近年増えていると思いますが、それのカンボジア&トゥクトゥクバージョンといったところです。こいつがまーじで優秀。
安い&値段交渉が不要
このサービス、とにかく安い!先ほど書いたように、街を歩いているときに話しかけてくるトゥクトゥクは、観光客を目当てにしていて、割高になってしまいます。
一方PassAppを使えば、相場の料金で乗車することができます。さらに乗車前に金額が決まっているので、乗車前から安心感があります!
つまりこのアプリを使えば、めんどくさい料金確認や値下げ交渉も不要ということです。
行き先の口頭での説明が不要
海外タクシーでよくあることですが、行き先を伝えるのって難しいですよね。特に英語が通じない国の場合、どうやったって現地の言葉がわからないし…
PassAppなら、行先をドライバーに伝える必要もありません!乗るとすでにドライバーさんのスマホに、あらかじめこっちで入力した目的地が設定されているので、そこに連れて行ってもらうだけです。
- 空港からホテルまで
- 近くのスーパーやレストランまで
- アンコールワット観光
短い距離でも、ちょっとした観光でもOKなので、使い勝手がとても良いです!
PassAppの使い方〜ダウンロード&登録編〜
それではこの便利な「PassApp」を使うため、準備していきましょう!準備もかんたんにできます。
アプリサービスなので、まずはアプリをダウンロードして登録しましょう!もちろん無料です。一応、ストアのURLを載せておきます。
登録の際に必要なのものは2つ!
電話番号(日本の番号でもOK)
これはドライバーさんとの連絡手段として必要です。うまく待ち合わせできないといった時に、電話がかかってきます。過去には「いま飲み物買ってるからちょっと待てる?」なんて連絡が来たことも。笑
日本の電話番号でも登録はできますが、万が一の連絡は受け取れないので注意が必要です!
メールアドレス
これはレシートを受け取るためです。乗車した後に毎回こんなメールが届くようになってます。どこからどこまで乗って、いくらでしたよって最後にお知らせしてくれる仕組みになっています。
PassAppの使い方〜予約編〜
アプリケーションを起動し、以下の流れに沿って設定していきましょう。とてもかんたんです!
ピックアップの場所を決める
GPSで現在地にピンが立つので、そこでよければSet Pickupボタンを押してください。現在地が正しくない場合や、他のピックアップしてもらう場合は、ピンをセットし直せばOKです。
今回はシェムリアップのスーパーマーケット「ラッキーモール」に設定しています。
車種を選ぶ
3種類ありますが、乗車する人数によって決めればOKです。車種によって、料金が変わる場合もあります。
1~2人用:リキシャー
表記は3人になっていますが、実際3人で乗ったらキツキツです。このあいだ、会社の人と3人で乗る時にこの車種選んでしまって気まずかった、、、
1人、もしくは2人で利用するのであれば、料金が1番お手頃な上、綺麗でハズレがないのがこのリキシャ―です。
3~4人用:トゥクトゥク
表記は3人になってますが、4人いけます。これがいわゆるトゥクトゥクです。
4人用:一般的な乗用車
乗ったことないですが、一般的な乗用車もあるみたいです。料金を重視するなら、4人の場合でもトゥクトゥクが無難で良いと思います。
目的地の設定
選択の方法は2つ!地図から希望の場所にピンを設定するか、場所の名前を入力するか、です。
入力したら、最後に「Confirm Booking」をタップします。これで条件選択が完了し、ドライバー探しが始まってしまうので、最終確認をお忘れなく!
とにかくめちゃ簡単。
PassAppの使い方〜乗車&支払い編〜
DFS(免税店)からオールドマーケット近くのタプロームホテルに行く用事があったので、実際にPassAppを使ってみました。
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1ドル紙幣やリエルを持っているか要確認
配車予約をする前に、必ず細かい金額の紙幣を持っているか確認しましょう!後ほど説明しますが、PassAppでの降車時には、現金で料金を支払います。金額はそれほど大きくないため、細かい紙幣があるかどうかを確認してください!
両替については以下の記事をご参考ください!
配車予約を確定〜ドライバーさん到着
「Comfirm Bokking」すると、自動的に近くにいるドライバーさんを探してくれます。ドライバーさんが決まると、画面が変わるとともに通知がきます。
あと○分で到着しますよとも表示してくれますが、これはたいして当てになりません。笑
その代わりと言ってはなんですが、黒の丸い車マークはGPSで動くようになっていて、かなり正確!現在地に黒の丸い車マークが近づいてきたら、周りを見渡してみてください。
自分の予約したトゥクトゥクかどうかを確認
近くなったら、自分の予約したトゥクトゥクか確認する必要があります。なぜならシェムリアップには本当にたくさんのトゥクトゥクがいるから!
オールドマーケット近くであれば、待っている間もひっきりなしにさまざまなPassApp以外のトゥクトゥクドライバーが話しかけてきます。惑わされないようにお気をつけください!
というわけで、配車したトゥクトゥクを見つけるときに大事なのが、画面上に書かれている以下の情報です。
- トゥクトゥクの色(白・黄・赤があります)
- Sから始まるナンバー
これを目印に、自分が配車したドライバーさんかを確認します。番号は大体、車の正面にシールで貼られてます。
今回は白色の、S0509のトゥクトゥクでした。
乗車時は特に会話不要
ナンバーが合っていることを確認したら、いよいよ乗車です!
乗ったらスースダイ(コンニチハ)って言うと強面なドライバーさんも優しい笑顔になります。
PassAppのトゥクトゥクには、基本的にハンドルの近くにスマホが固定されています。乗車すると事前に入力した地図が表示され、そこに向かってくれます。こちらのスマホにも、ドライバーさんと同じ地図の画面が表示されます。
ドライバーさんが目的地に連れて行ってくれるので、あとは乗ってるだけ!特に会話も必要ないので、英語やクメール語が話せなくても心配ありません!
たまに、「どこ行くの?」とか聞いてくるドライバーさんいますけど、ドライバーさんのスマホ指差させば、オッケーって言われます笑
乗車時に気をつけること
これはPassAppに限らないことなのですが、乗車中は荷物に注意!
私はないのですが、あまり無防備な状態だと、乗っている最中に横から荷物を盗まれてしまうことがあるそうです。手に持っているスマホも同じですね!
トゥクトゥクは横がかなりオープンになっています。晴れている時は風が通ってとても気持ちいいのですが、その分荷物には注意しましょう。
目的地に着いたら現金で支払い
目的地に到着したら、画面に料金が表示されます。ドライバーさんの画面も同じく変わります。
表示された料金を、現金で支払いましょう。基本的に表示される金額は、現地通貨リエルですが、カンボジアはUSドルも利用可能です。
4,000リエル=1USD(2020年1月7日現在)で、しばらく変わっていません。今回は、1USDをドライバーさんに渡しました。
ドライバーさんにもよりますが、100リエルほどのお釣りは返してくれません笑 返してくれないというか、料金がとても細かいため、手持ちの紙幣では払うのはとても面倒です。
なので、少し多いくらいの金額を払いましょう。と言っても、日本円で数十円という世界なので、気にならないと思います。
そこらへんで声をかけてくるトゥクトゥクに乗ったら3ドル近くかかってくる(ドライバーによる)ので、安いことに変わりはありません!ぜひここは大目にみて、お釣りは求めずにいきましょう笑
また、そもそもお釣りをもっていないドライバーさんがほとんどです。必ず、1ドル紙幣やリエル紙幣を準備して乗車してくださいね!!!!!!
PassAppを使って、快適なシェムリアップ観光を!
PassAppは、シェムリアップ滞在中に間違いなく活躍してくれるアプリです!よほど遠くない限りは、どこへ行くにもPassAppを使うことができます。
シェムリアップにはオシャレなカフェがたくさん💛よかったら行ってみてください!