初めまして!パイセンです。これまで記事を書いてこなかったのですが、カンボジアのビールがおいしくて、しかも安かったので、みなさんに伝えるべく書いてみることにしました!
今回、カンボジアで人気のある5種類のビールを飲み比べてみました!これ、やり始めてすぐに薄々感づいてはいたのですが、終わった頃にはしっかり酔っ払っていました。
こんな感じで、最後までうまくビールの特徴を伝えられるのでしょうか。その答えは記事を見ればわかります。というわけで早速見ていきましょう!
目次
カンボジアのビール事情
まず、カンボジアにおけるビール事情を見ていきます。
カンボジアはビールが安い!
カンボジアは、とにかくビールが安いんです!
パイセンが滞在していたのはシェムリアップですが、中心街のパブストリートを歩いていると、ビール1ドル、昼間を含めたハッピーアワーでは0.5ドルというにわかに信じがたい看板が。そんなわけないだろと体を張って確認しましたが、昼から0.5ドルでおいしいビールをいただく結果となりました。
お店によって、ドラフトビール(生ビール)も扱っていたり、缶とグラスで出してくれたりします。値段も、飲む時間や場所によって変わってきます。ただ、高いところでも1杯2ドルくらい。日本に比べるとめちゃくちゃ安いです。
いろいろな種類のビールがある
カンボジアでも、日本のように複数種類のビール銘柄があって、お店によって置いていないものあったりします。それを制覇するのも楽しみのひとつです。銘柄による値段の違いはあまりありません!
また、東南アジアを中心とした世界各国のビールも国民に馴染んでいます。スーパーに行くと、陳列棚にずらーっとビールが並んでいるような感じです。見ているだけでも楽しい!
シェムリアップの大型スーパー「アンコール・マーケット」で購入
最初この企画を思いついたときには、飲み歩こうかなとも思ったのですが、なかなか置いてないビールなどもあるので、スーパーへ行って買ってきました!今回行ったのは、シェムリアップの大型スーパー「Angkor Market(アンコール・マーケット)」です!
アンコールマーケットは、空港から中心街へ向かう際に必ず通る大きな環状道路、国道6号線沿いにあります。とても大型なスーパーで、飲食料品だけでなく、生活用品も取り扱っています。中心街を拠点にされている方は、トゥクトゥクで行けばすぐですし、買い物もかさばると思うのでおすすめです!
ちなみにトゥクトゥクに乗る際は、その辺で声をかけてくる運ちゃんを無視して、PassAppを使いましょう!その辺で声をかけてくる運ちゃんは、必ず相場の4,5倍の金額を提示してきます。そうではなく、事前に目的地が伝わっていて、金額も決まっているのがPassAppです。
詳細は以下からご覧ください。
話がそれましたが、さっさと飲み比べへ移りましょう!
Angkor(アンコール)
おそらくシェムリアップへ行くと一番目にして、且つ一番覚えやすいのがこのAngkorだと思います。アンコール・ワットを含むアンコール遺跡群を見にシェムリアップに来ますからね。名前だけで飲みたくなります。
味はとてもすっきりとしていて、飲みやすいです!表現によってはちょっと薄いというか、バドワイザーっぽい感じもします。後味はとてもよく、癖がないので、どんな料理にも合います!
製造販売を担うカンブリュー社は、カンボジア国内最大手です。そしてこのAngkorは、国内でもっとも消費されているビールとのこと(Wikipediaより)。これは飲むしかないでしょう!
ということで、年始にお雑煮を作っている妻の横で、しゅぽんとやって、いただきました。いやーもうほんとにさらさらっと飲めてしまいます。ビールがあまり好きでない妻も、飲みやすいと言っていました!
Cambodia(カンボジア)
名前のインパクトで他の銘柄を圧倒するのが、このCambodiaです。日本でJapanという銘柄のビールが売っていて、それがやたら流行っているのと同じです。気になりますよね?
製造販売を行うのは、新興のクメール・ブリュワリー社。SNSなどを駆使して広まったそうです。今ではとても人気で、シェムリアップでも取り扱っているお店は多いです。
味はとても優しい!飲みやすく、いつの間にかごくごくいっちゃう感じが、Angkorに似ています。このCambodiaとAngkorが、カンボジアの二大ビールとも言われています。Angkorと同じく、飲まない手はない!
まだお雑煮はできていませんが、2種類目のCambodiaをしゅぽんとやって、いただきます。うーんこちらも飲みやすい。ちょっとここらで、スーパーで買ってきたキムチといっしょに。ばっちぐー。なんだか楽しくなってきました(?)。
Anchor(アンカー)
シェムリアップに着いたばかりのとき、「カンボジアは、アンコールってビールばっかりなんだなー」って思っていました。でも妻に言われたんです、「それ、アンカーだよ」って。「え、ほんとじゃん!」
パブストリートに限って言うと、AngkorとAnchorの2種類が圧倒的に多いです。パイセン、今まで東南アジアってあまり行ったことないので、てっきりカンボジアのご当地ブランドかと思っていたのですが、シンガポールのビールなんですね!
Anchorは、ボトルに”Smooth”と書いてあるように、とても滑らかな口当たりが特徴です。ただ、上で紹介した2種類よりは少し苦みが強かったです。炭酸も心なしかこちらの方が強いように感じました。ぜひ、冷えているやつを飲んでください!
というわけで、出来上がったお雑煮と一緒にをいただきます。と思いましたが、やはりお雑煮とビールは合わないなーと思ってやめました。と思いきや、お餅好きの妻が磯辺焼きを作ったので、本日3種類目をしゅぽんとやっていただきました。やっぱり後味に少し苦みを感じます。。
ABC(エービーシー)
スーパーで買うときに、1種類はスタウトが飲みたいなーと思って買いました。スーパーにこれしかなかったので買いましたが、こちらも本当はシンガポールのビールです。
こちら、東南アジアでは人気のスタウトで、しっかりとした苦みがあります。アルコール度数8%と、他のビールよりも3%ほど高いため、ずっしりとした重みがあります。シンガポールブランドですが、カンボジア人には好まれているようで、シェムリアップでも何回か見かけました。
本日4種類目をしゅぽんとやって、引き続きキムチと一緒にいただきます。これはさすがにこれまでのビールとは違います。正直薄めのビールしかないとなかったので、こんなにしっかりしたスタウトが飲めるとは思っていませんでした。
ただ、相対的にもずしんと重みがきたせいか、「うん、いま飲んでいるのは、さてはスタウトだな」ということしかわかりませんでした(酔)。
Carls Berg(カールス・バーグ)
あえて無加工の写真を載せました。水平じゃなく傾いてるし、何よりピントが合っていません。後ろのソファーに合っちゃっています。がんばって撮ろうとはしてるんですけどね。お察しください(酔)。
そんな中飲んだ5種類目のCarls Berg、日本でもご存知の方は多いと思います。デンマークのビールで、世界中で展開しています。カンボジアでは特に人気なのですが、その理由が製造会社にあります。
Carls Bergを製造するカールス・バーグ・グループは、先ほどご紹介したAngkorを製造販売するカンブリュー社を買収しているんです!これまで段階的に株式を取得してきて、2019年11月、ついに完全子会社化しました。
つまり、同グループは少し前から、カンボジアにおける飲料の製造販売業に携わっているんです。自社ブランドであるCarls Bergもここ数年で販売が開始され、カンボジア人の間でも人気になっているようです。
という厚めの説明で、あまり味は覚えていないことをごまかしておきます。
その他のカンボジアご当地ビール
今回購入したスーパーには売っていない、他のカンボジアビールもせっかくなのでご紹介します!パイセンは今回残念ながら飲むことができませんでしたが、見つけた際にはぜひ飲んでみてください!
KINGDOM GOLD(キングダム・ゴールド)
もともとキングダム・シリーズを展開していたキングダム・ブリュワリーズ社と、今回ご紹介したCambodiaを製造するクメール・ブリュワリー社が共同開発したビールです。
味も癖がなくておいしく、また値段も安いということでぜひいただきたかった。のですが、製造しているキングダム・ブリュワーズ社がプノンペンに本拠地を置いていることもあり、主にプノンペンで販売されているそうです。今回は見つけることができず断念…
BAYON(バイヨン)
シェムリアップへ旅行した方、または検討中の方なら、この名前は聞き覚えがあるはずです。そう、巨大な遺跡群であるアンコール・トム遺跡の中心に位置する寺院跡である、バイヨンから名前を取っています。
Angkorと同じく製造するカンブリュー・ブリュワリー社が製造していて、味は薄めなんだとか。Angkor、Cambodia、BAYONと、カンボジアのビールは飲みやすくさっぱりとしたものが多いのでしょうか?
次行ったときにはぜひ飲んでみたいと思います!
カンボジアのおすすめビール
ここまで5種類のビールをご紹介してきましたが、その中でもパイセンのおすすめはAngkorです!何より、どんな料理にでも合います!クメール料理や、本格的なインド料理、ちょっとおしゃれなイタリアンまで、何にでも合う!
そして、それほど癖もないですし、飲みやすいので、普段飲まない方でもさらっと飲むことができます。カンボジアでもっとも消費されているビールというのが、わかる気がします。
みなさんもカンボジアに行った際は、ぜひ試してみてください!
パイセンが言うのもなんですが、飲みすぎにはご注意を。